台風について
台風は、熱帯低気圧という部類には入り、世界中で発生してます。
「台風」と名前がついているのは太平洋の西のほうでできる熱帯低気圧のことで、フィリピンや台湾、そして日本も含まれる。
この近くでできるものだけが「台風」と呼ばれています。
ただ、世界中で熱帯低気圧ができる割合の33%、つまり世界全体でできる熱帯低気圧の3分の1は日本のすぐ南の海上で出来ています。
ほかに、インド洋でできるものは「サイクロン」。
大西洋の西のほうでできる熱帯低気圧は「ハリケーン」と呼ばれアメリカに行き、太平洋の東のほうでできるものも「ハリケーン」と呼ばれています。
台風は東経180度より西の北西太平洋および南シナ海で日本の分類です。
ハリケーンは北大西洋、カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北太平洋東部、タイフーンは北太平洋西部、サイクロンはベンガル湾、北インド洋に存在する熱帯低気圧を指します。
東太平洋のハリケーンが東経180度を横切れば台風の発生となります。
台風とタイフーンは似ていますが、基準となる最大風速に違いがあります。
また、ローカル名ですがオーストラリア西海岸ではウイリウイリー、フィリピンではバギオと呼ばれます。